« 遥か遠方の故郷との語り合い  | トップページ | サンパウロ その2 »

サンパウロ その1

 先週、サンパウロに行ってきた。サンパウロまではこのヴィトリアから約1100Kmの距離だから、僕の故郷、博多駅から東京駅までの距離に相当する。

 飛行機だと70分、遠距離バスだと約14時間かかる距離だが、最近は格安航空券が手に入るので手軽にサンパウロには行ける様になった。例えば、前もって手配すれば、片道110レアイス(約4500円だろうか?)位で航空チケットが買える。14時間もかけてバスに揺られて行っていた昔が嘘のようだ。

 今年の8月に記載した「Kさんの新しいブラジル人生」http://vitoria.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-4ae7.htmlのKさんが入居しているサンパウロ援護協会の「あけぼのホーム」を訪ねた。約3ヶ月ぶりの再会であったが、彼は元気な様子で肌も凄く滑らかになり、そして、シルバーカーで足運びもちゃんと出来て、どんどん歩けるように成った事に僕は「あけぼのホーム」の職員の皆さんに感謝を申し上げたい。しかし、職員の方達の話では、けっこう我がままを言っては困らす事も少々あるそうだ。脳溢血で倒れるまでは、独り身であったと云うことも手伝い、結構、自由な人生を過ごしてきたのだろう、「ここを出たい。日本に帰りたい!」と我がままをいうそうだ。ブラジルでは身寄りもなく、日本の弟さんと妹さんの家族とは連絡も消息も未だに無いのが実情だ。

帰り際、「Kさん!日本の身内の方とは連絡も消息も取れません。例え、連絡が取れたとしても、お互いに高齢者なので日本に帰っても車椅子生活をしているKさんのお世話をできるだろうか?。このあけぼのホームで皆さんに好かれて、残りのブラジル移住人生をここで楽しんだ方が良いんじゃないの?」とKさんの目を見ながら話したら、彼の目が潤んでしまい、彼は恥ずかしさを隠すみたいに目線が下に向かった。

 もし、僕に家族と云うものが無かったら・・・・・・と同じブラジル農業移住者として、家族のありがたさを感じてしまった場面でもあった。

Dsc08297ab

車椅子を手に歩くKさんですが、シルバーカーで歩くように注意された。

Dsc08300ab

ワッハハーと笑ってくれたKさん。顔の肌もつやつやになり明るくなった。

Dsc08305a

NHKの宇宙衛星放送を見るKさん。

Dsc08304ab_2

三男の息子が車であけぼのホームまで連れて行ってくれた。




Dsc08304ab

 

 

 

|

« 遥か遠方の故郷との語り合い  | トップページ | サンパウロ その2 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1052879/43170799

この記事へのトラックバック一覧です: サンパウロ その1:

« 遥か遠方の故郷との語り合い  | トップページ | サンパウロ その2 »