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フンシャル移住地 ( 半世紀、笑い&涙の再会 )

フンシャル移住地はリオ・デ・ジャネイロ市から約90Km北東奥に位置するリオ州唯一の日本政府直轄移住地であり、1961年(昭和36年)から1963年(昭和38年)の3年間に主に北海道と福岡県の炭鉱離職者家族の定住先として計48家族が移住して来た。更に、現地入植5家族を加えて、それぞれの家族のブラジル移住のドラマが始まった。

移住家族の家長は農業の経験は無く、当初は原始林を切り開き、養鶏などで苦しい移住生活を始めたが、現在はゴヤーバ(グヤバ)栽培が主産物となっている。

現在、この移住地で農業に従事する日系家族数は24家族で、移住後、ブラジル移住を捨てて、日本に帰国したり、農業に見切りをつけて、リオやサンパウロの都会で自営業経営する家族もいる。勿論、南十字星のもとでブラジルの土に成った数多くの移住者達もいる。この事に僕は複雑な気持でいる。何故かと云うと、僕みたいに自分の意思で移住してきた者は構わないが、このフンシャル移住地に入植した殆どの家族は日本のエネルギー政策の基軸が石炭から石油に代わったのに伴い、炭坑の閉山で離職者家族の定住先としてブラジル開拓を家長が選択し、妻や当時の小学生や中学生の子供達は自分の意思ではなく、家長のブラジル移住という決断に従い、開拓でランプ生活を余儀なくしなければ成らない移住生活だったからだ。その人達が何らかの原因で南十字星のもとでブラジルの土に成らなければならなかった事実を考えた時、日本に帰りたいと熱望した人もいたのではないかと思うと僕は切なくて涙が溢れてくる。

この様ないろいろな思い出を語り合おうと当時の子弟がフンシャル移住地の活性化を目的に企画された「50周年記念フンシャル子弟の集い」「Funchal2011.doc」をダウンロード に僕はフンシャル移住家族子弟の妻に同伴してきた。涙、笑いと思い出多くの楽しいひと時を過ごさせて頂きました。当日のプログラムを主催者の方から許可を得て,ここに「funchal_programa.doc」をダウンロード 載せます。このプログラムと写真を楽しんで下さい。

この集いには当時のブラジル学校の先生も参加された。その先生は集まってくる50年前の教え子の懐かしい顔を見ては「OOさん!」と苗字と名前を正確に言って、大きな大きな抱擁をして懐かしがっていた。半世紀前の教え子はもう60歳を越えてしまったのだが、その場面は当時の先生と生徒のままであた。

この集いで面白く語ったエピソードで1967年には初来伯した皇太子殿下(現天皇陛下)が〃お忍び〃で同移住地をご訪問され、当時の移住者を驚かされた。皆さんびっくりして、「まさか!」と皇太子のご訪問に信用しない者もいて、受け入れ準備に困ったそうである。ある養鶏を営む家に当時の皇太子が訪れ、その庭で皇太子が挨拶された小高い場所は鶏糞を積み重ねた所だったそうだ。会館の傍に皇太子訪問の記念碑が今も大事に建っている。そして、数年前にヴィトリア日系協会の役員が皇居に招待され、天皇陛下から「ブラジルはフンシャル移住地に訪問した事がある。」と懐かしそうに鮮明に語られたそうである。

フンシャル移住地頑張れ!

写真はダブルクリックすると拡大します。

写真のコメントは私が勝手に付けました。お許し下さい。

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「フンシャル子弟の会50周年記念の集い」会場のフンシャル会館。

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フンシャル移住地婦人部と移住地を出ている子弟と一緒。

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フンシャル移住地の子弟と移住地を出ている子弟の会話。

「昔もこうやって良く料理作ったねー。」

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移住地を出ている子弟も自分の子供を連れて参加。きちんと継がれていますね。

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夫人達の料理風景。フンシャル移住地婦人リーダーの津守さんと子弟夫人代表の沢田さんの料理打ち合わせ中。

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プロの板前さんも協力しました。

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美味しいシュラスコ作ってやるけんね!。

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「これはこの様にするのよ!」 子供に引き継がれていますね。

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幹事の津守太さんご機嫌ですね。

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50年前の写真。当時のわんぱく小僧は立派なおじいちゃんに成りました。

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三姉妹とブラジル学校の先生達。

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上の写真の右端のイレーネ先生がこの50周年の集いに出席してくれました。

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イレーネ先生が持参した写真を懐かしそうに見る旧教え子達。

50年も経つと老眼鏡なしでは何も見えません!(失礼!)

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ああー懐かしいねー。

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先生と教え子達。50年ぶりに再会した人もいました。

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リオからマイクロバスが着きました。このマイクロバスは「集い」の企画者達の提供だったそうです。

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あらあら!なつかしいー!

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あら!久しぶり!

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久しぶりでみなさん涙を浮かべていますね。

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会場の準備中。

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会場の準備中。

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準備体操。ラジオ体操2番までやりました。

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もう体が曲がらんなー。

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ラジオ体操中。

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炎天下のソフトボール試合。そんなに一生懸命走ってはダメよー。

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この娘、 打つ気満々です。ピッチャーも負けとらん!

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この試合、フンシャル移住地チームと外フンシャル移住地チームでしたが、フンシャル移住地チームが3対2で勝ちました。でも、外フンシャル移住地チームは体力で負けましたが、口では勝ちました。

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ソフトボール優勝チーム・フンシャル移住地に日本から駆けつけた家成まり(旧姓 西尾)持参の日本酒プレゼント。フンシャル移住地チーム・キャプテンは由布みきおさん。司会は沢田忠明さん

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フンシャル移住地津守会長の挨拶。

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津守会長の詩吟に合わせて、田井中則昭さんの居合道披露。

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沢田さんの詩舞披露。

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益子(旧姓 菅原)さんの体操披露。

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みんな仲良くゲームしました。

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楽しそうですね! うらやましー!

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ゲーム体操。

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ゲーム体操ですがなかなか合いません。

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コロニアの歌手登場。フンシャル子弟の娘さん藤野えみちゃん。歌唱力ブラジル一だそうで、しかも、優秀な医学生だそうです。

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乾杯!

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オー! 竹串のシュラスコ。美味しかった!今日もこのシュラスコの夢が出てきました。

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刺身も寿司も食べ放題!注文に応じて新鮮な刺身を出してくれました。

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巻き寿司、稲荷寿司、豆腐・・・・・・・・・・!美味しかったな!-

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ああ-!  もう腹いっぱい!

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50周年を祝ってデコレーション・ケーキを前にみんなで歌いました。

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みんなで歌いました。

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幹事の沢田憲冶さん手を合わせて「集い」の成功に感謝!感謝!

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入植者夫人(高齢者)の沢田さんと今村さんのケーキカット。

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閉会で帰宅準備。 今度、いつ会えるかなー。

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集合記念写真。

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集合記念写真。

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いつまでも この笑顔を!又、会える日まで! お元気で!                      

幹事の黄地さん!笑顔作りありがとう!

写真をダブルクリックしてみんなの笑顔を楽しんでください!幸せな気分になりますヨ!

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コメント

フンシャール50周年の集いに参加した3日後、日本へ帰り通常の生活に戻りました。でも、心は今でもあの日の楽しい思い出でいっぱいです。
今年、日本は震災で大変でしたが地球の反対側のほんの小さな村(フンシャール)が50周年のために積み立てていた汗の結晶を震災義援金に使い、祝いを取り止めたそうです。こうした村の方たちの心意気に、有志でイベントを開催し楽しんでもうという意味もあったようです。
そんなハートフルな集いでありましたから、50年経た月日に関係なく、みんな昔よりキラキラと輝いて見えました。懐かしい恩師や近所の小母さん達と再会して「この方達に育てられたんだ」と改めて感謝しました。50年前の移住地の生活は辛い事が多かったと思いますが、当時子供だった我らにとっては楽しいことだらけでした。そのことを今回、フンシャルっ子たちと確認することができて幸せです。
みなさん本当にありがとう!!心からお礼申し上げます。 そしてまた会いたいね~
Ryoko

投稿: 田井中 良子 | 2011年12月11日 (日) 12時16分

田井中良子 さん

コメントありがとうございます。
田井中さんの様に移住当初の苦難なフンシャル移住地での人生を「当時子供だった我らにとっては楽しいことだらけでした。そのことを今回、フンシャルっ子たちと確認することができて幸せです。」と云う言葉にフンシャルのファンである僕は安心しました。
確かに、フンシャル移住地二世達もそれぞれの地でそれぞれの分野で頑張っていますよね。この集いでその様に感じ、益々、フンシャル ファンに成りました。

投稿: ヴィトリアばってん(高崎) | 2011年12月11日 (日) 14時51分

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