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間に合ったTさんとの再会

今回の訪日旅行で「やっぱり訪ねて良かった!」と思える再会はどの再会もそうであったが、劇的な再会のベストランクに入るのはTさんとの再会ではないだろうか。

Tさんとは静岡県にお住まいの方で、僕が20歳の時にサンパウロ州ソロカバ市郊外の百合農場で雇用農として苦闘していた時、静岡県の職員として、百合農場にブラジル農業体験研修をされ、数ヶ月間一緒に苦闘した方である。当時、Tさんは世帯者で15~16歳年上だったと思う。彼からは人生のあり方等をいろいろ教えていただいた覚えがある。

時は経て、お互いの消息はぷっつり消えてしまっていたが、僕の心の奥にはTさんの事を思い出す事もあった。移住後30年ほど経って、僕の息子達とソロカバの百合農場を訪ねた折に、「高崎さんはどうしているだろうね?」とTさんからの便りには必ずそのことを追伸してある事実をパトロン(僕の雇用農時代の主人)の奥さんから告げられた。僕の事をいつも気にかけて居てくれていたのだ!。ありがとう!僕も同様でした。

今回、愛知県西尾市に宿を取っていた折りに、Tさん宅に電話をしてみたら浜松市の病院に入院されているとの事、僕は直ぐに病院に駆けつけた。Tさんは僕の訪問を楽しみに待ってくれて、約43年ぶりに涙の再会を果たす事ができた。

持参したノートブックにファイルされている「僕のブラジル移住の経緯」をまとめたプレゼンテーションを涙を流しながら「良かったな!ー!良かったな!-」の言葉を何度も何度も繰り返してもらった。僕も大粒の涙が溢れて、溢れて恥や体裁は度外視で再会を本当に喜んだ。

彼に別れを告げて、病室から出て、付き添いの娘さんから「医者からあと1週間の余命と告げられた。」と聞いた時は、更に涙腺が大きく開き、百合農場時代に一緒に過ごしたいろいろな事が走馬灯のように頭の中を横切った。

別れて、1週間程して、家族の方から Tさんが他界されたことを告げられた。

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新幹線で浜松の病院に駆けつける。

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Tさん 元気そうだった。

T2_2

別れを惜しむかのようだった。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お尋ね、コメントお許し下さね

この高崎さんて、もしや高崎精介さん
の事ですか・・?

投稿: 清水 洋次 | 2014年5月31日 (土) 04時21分

清水洋次 様

ヴィトリアの高崎精介です。
清水さんとは数年前に僕がブラジル移住当初にお世話になったパトロン(移住者がお世話になる人)の百合農場の家族の消息の件でメールのやり取りした事があります。
お元気でしょうか?

メールも頂きましたので直ぐに返事いたします。今からカンブリ海岸のサイクイング行きますので詳しくは後ほどに・・・・・

投稿: 高崎精介 | 2014年5月31日 (土) 05時14分

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